続々と明らかになるバイデンファミリーのスキャンダル ホワイトハウスで中共高官と私的会談【禁聞】

オバマ大統領時代の副大統領で米民主党のバイデン候補のスキャンダルがますます注目を集めています。ニューヨーク・ポストがバイデン候補の息子、ハンター氏のコンピューター・ハードドライブの内容を明らかにした後、米国のニュースサイト「ブライトバート(Breitbart)」も、ハンター氏のビジネスパートナーが彼の父親が副大統領職にあることを利用して、中共政府高官と投資家のためにホワイトハウスで最高レベルのプライベート会議を手配したと報じました。

10月16日、米国のニュースサイトブライトバート(Breitbart)は、ハンター氏の元ビジネスパートナー、ビーガン・コーネイ氏が2019年に『シークレット・エンパイヤーズ(secret empires)』の著者、ピーター・シュワイザー氏に自ら連絡し、自身のGメールアカウントと暗証番号を書面でシュワイザー氏に伝えて、彼が過去のプライベートな電子メールをダウンロードして公開できるようにしたと報じています。

コーネイ氏は2016年、ハンターと共同で行ったビジネスによって証券詐欺で有罪となり、現在服役中です。コーネイ氏は自身はこの詐欺計画のスケープゴートにすぎず、ハンター氏ともう一人のビジネスパートナーは罪を免れたと話しています。

新たに明らかになったメールはニューヨーク・ポストの「ハードドライブゲート」で暴露された内容とは別のものです。

コーネイ氏のメールには、ハンターと彼の同僚がどうやってオバマ政権の副大統領の権力を利用し、潜在的な外国の顧客と投資家のためにホワイトハウス最高レベルのプライベート会議を手配したかが詳細に記されています。そこには、ある中国投資家と中共高官で構成されたエリートチームがどうやって当時副大統領だったバイデン氏と非公式に対面する機会を得たのかも含まれています。

2011年11月5日付けのメールには、中国企業家クラブ(CEC)によって組織された30人の政治・ビジネス代表団がハンター氏の尽力によってホワイトハウスを訪問し、当時オバマ大統領が承認したばかりのジョン・ブライソン商務長官(当時)と面会したことが記されています。

中国企業家クラブの事務局長、程虹(ていこう)氏は2015年に自身の略歴に、2011年に代表団がワシントンを訪問した時に手厚いもてなしを受け、バイデン副大統領(当時)など政府上層部と会談したと記しています。

中国企業家クラブはビジネス界の名士と中共政府外交官で構成されており、リーダー層には中共人民政治協商会議副主席の王忠禹(おう・ちゅうう)、中共の複数の弁公室主任を務める馬蔚華(ば・いか)、第16回全国代表大会代表の蔣錫培(しょう・しゃくばい)などが名を連ねているほか、メンバーには中国の大富豪や中共のロビイスト、少なくとも北京の外交官1人が含まれており、彼らは中共がソフトパワー外交を推進するための「第二外交部」とみなされています。

ハンター氏が登場する前、中国企業家クラブは長い間オバマ・バイデン政府の上層部との面会を試みていましたが、事態は進展していませんでした。

時事評論家の田園氏は、「バイデン氏の次男であるハンター氏は薬物乱用、アルコール中毒、浮気のスキャンダルが絶えない無能な人物であるが、バイデン氏が副大統領に就任するとハンター氏は中国から巨額の利益を得ただけでなく、中共から資金提供を受けて、全く経験のない金融界やエネルギー業界にまで進出した」と語っています。

時事評論家の田園氏
「これはジョー・バイデン氏とハンター・バイデン氏が、ジョー・バイデン氏が副大統領の地位にいることを利用して、中共と大量の金銭取引を行っていたことを明確に描写している。言い換えれば、この取引はハンター・バイデン氏が中共高官と中国投資家をホワイトハウスに結び付けるよりもさらに深刻な事態を呈していると言える」

中国問題研究家の薛馳さん
「バイデンの息子のやり方は、実際には中共が長期的に意図的に追求してきた結果だ。バイデン氏の息子だけでなく、米国の多くの政治家が中共と不審な関係を結んでいる」

中国問題研究者の薛馳(せつ・ち)さんは、バイデン氏の息子のスキャンダルが明るみに出たことから、中共に近づくとトラブルに遭遇し、最終的には中共と共に破滅することがわかると指摘しています。

コーネイ氏のメールが明るみに出た同日、トランプ大統領の個人弁護士であるジュリアーニ氏もユーチューブを通じてハンター氏のハードドライブ事件について触れ、ハンター氏のハードドライブに残されていた証拠を挙げました。これには不動産取引経験のないバイデン氏の弟、ジェームス・バイデン氏がイランで15億ドルもの不動産契約を結んだこと、息子のハンター・バイデン氏がモスクワ市長夫人(Elena Baturina)から350万ドルを受け取ったこと、ウクライナで、海軍に解雇されたハンター氏がビジネスパートナーのデボン・アーカー氏とともに天然ガス会社取締役会に年棒200万ドルで加わったこと、中国でハンター氏と中国のエネルギー大手華信(かしん)集団とその会長の葉簡明(よう・かんめい)氏が3年で3000万ドルの利益の上がる取引を行ったことなどが含まれます。

これらの証拠は、オバマ時代にバイデンファミリーが米国副大統領の地位を利用して、イラン、ウクライナ、ロシア、中国で不正を働いた過程を示しています。

ジュリアーニ氏は、中共政府はハンター氏のハードドライブに残っているすべてのポルノ写真を保存しており、もっと多くのことも知っていると指摘しています。また人々はそれを見れば、中共がどうやってバイデンファミリーを破壊し、どうやって彼らをゆするのかが理解でき、どんな大統領も逃げることはできないことも理解できるだろうと語っています。

 
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