中国とインドの間に 緊張が高まり
山岳地帯だけでなく 海上でも
チャイナ・アンセンサードへようこそ!キャスターのクリス・チャペルです。
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さて、ここ数か月、インドと中国の国境紛争について何度かお伝えました。紛争が起こっているのはここ。インドと中国のチベット自治区の間にある実際の支配線に沿っている所。
今年の6月にインド人兵士20人と数不明の中国人兵士がそこでの国境衝突で死亡。この死亡者数は山中での実際の白兵戦も合わせたものです。
そして、インドの特殊前線部隊(SSF)で戦ったチベット人兵士が8月に起きた衝突で死亡しました。
9月下旬、インドと中国が紛争中の国境地帯への軍隊派遣の停止に合意。
しかしそれは国境紛争の終焉を意味せず、この時点でインド側が精々期待できるのは一種の膠着状態であり、つまり中国兵は領土の乗っ取りを止め、激しい衝突はもうないような状態。
基本的に「通常」に戻ること。まあ、かなり低い基準の「通常」に。
しかしインドにとって、中国共産党による陸上での攻撃に対抗する手段はそれほど多くありませんが、海上での対抗となると選択肢はたくさんあります。インド洋ではインドと中国の間における相手を出し抜くための静かな競争があり、それには米国も関わっています。