ペロシ氏の大統領罷免法案 真のターゲットとは?    【なるほどTHE NEWS】

先日お伝えしましたが、ペロシ氏は、トランプ氏の感染を理由に、大統領に適任ではない者を罷免する憲法修正25条に基づく法案の導入を提案し、9日、彼女はより明白な意図で法案を正式に提案しました。それがトランプ氏に向けられたのではなく、次の就任した大統領にとっての時限爆弾だったという発見に驚きました。

先日の番組を見ていない人のために、改めてペロシ氏の提案を簡単に紹介します。今回の憲法修正案の規定では、大統領が何かの理由によって職務遂行ができなくなった場合、議会および政府内閣、副大統領は、大統領を罷免することができます。これを実現させるためには、上下議会それぞれの少なくとも過半数の賛成票が不可欠です。また、この修正案の第4節では、議会が設立した専門機構の一定数のメンバーの同意がなければなりません。ペロシ氏はこの専門「機関」を設立するために今回の法案を提出し、大統領を罷免するために布石を敷く考えです。

10月9日、ペロシ氏は、両院での採決と大統領の署名を待つ提案を発表し、大統領が身体的、精神的な問題により権力を移譲する必要があるかどうかを判断するために、両党の議員を含む17人で構成される大統領の職務遂行能力を判断するための委員会を設立することを目的としています。

木曜日にペロシ氏が読んだ提案書を起草したのは、民主党のジェイミー・ラスキン下院議員(D-Md.)です。彼はウイルスの流行は、大統領の後継者計画を確立する緊急性を示していると語りました。法案を提出した際、ペロシ氏は、この法案はトランプ大統領を対象としたものではなく、トランプ氏は総選挙で有権者から裁定を受けると述べました。この委員会の設立は総選挙とは関係がなく、国民を安心させ、政府の「安定」を高めるためだと強調しました。

トランプ氏はその後、規制が必要なのはペロシ氏であり、彼女が「クレイジー」と呼ばれる理由があると反論し、「ペロシ氏は修正第25条を使ってバイデン氏を倒してハリス氏を立てるつもりだ、民主党が急ぐ理由は、よく居眠りするバイデン氏はもう終わりに近いからだ」と、冗談めかしてツイートしました。

アメリカのネットユーザーは、トランプ氏のツイートの下に、バイデン氏を当選させた後に降ろしてハリス氏を政権に就かせようとする民主党の計画を描いたスクリーンショットを添付しました。実際、トランプ氏が言ったことは、必ずしも冗談ではなく、これは本当に起こり得るかもしれません。バイデン氏が当選した場合には、その可能性が非常に高いということです。

ペロシ氏が発表したこの提案は、民主党が支配する下院では通過しても、上院を通過し、トランプ氏が署名をすることはほとんど不可能だと言えます。しかし、もしバイデン氏が当選すれば、彼は党内からの圧力で署名する可能性があります。

9日、ペロシ氏はまた、議会が修正第25条案を発議するのに十分な票を持っているかを記者団から尋ねられ、ペロシ氏は、これは我々が決める問題ではないと言いました。決めることができないのに、なぜそのような提案を強引に推すのでしょうか?多分狂気とだけは説明できます。

実際、トランプ氏とバイデン氏のどちらが当選しても、ペロシ氏の提案は潜在的な脅威です。もしバイデン氏が当選すれば、民主党の極左勢力は、これを本当に利用して、ハリス副大統領と結束し、老齢化したバイデン氏を降ろして家に連れて帰るでしょう。これでハリス氏は最初の後継者として成功裏にトップにたちます。もし、トランプ氏が再選されると、共和党は少なくとも議会上院を支持し、法案の通過に抵抗するでしょうが、左翼がここまで騒ぐと、トランプ政権は妨害されるでしょう。

言い換えれば、トランプ氏が首尾よく再選された場合、民主党案、つまり修正25条を使ってトランプ氏に衝撃を与えることは実現しないでしょう。実現する可能性が高いのはバイデン氏が選出された場合だけです。だからトランプ氏は、ペロシ氏の提案の真のターゲットはバイデン氏だとツイートしましたが、これは理にかなっています。