米西部で続く山火事 トランプ大統領がカリフォルニア州を視察

米国西部を襲った山火事は、1か月以上続いています。トランプ大統領は9月14日、カリフォルニア州を訪問して火災状況を視察し、ニューサム知事らと災害対応会議を行いました。

カリフォルニア州森林保護防火局によると、9月14日、カリフォルニア州では約16,500人の消防士が28か所で大規模火災と戦いました。うち、カリフォルニア州北部で8月に発生した大規模火災は、9月13日の時点で28%しか鎮火されておらず、カリフォルニア州では史上最大規模の火災となっています。

今年に入ってから、カリフォルニア州全域で320万エーカー以上の面積が焼失しており、その面積はコネチカット州全域とほぼ同じ広さに及んでいます。6万8000人以上が避難し、5000軒近くの家屋が焼失しました。

トランプ大統領は9月14日、カリフォルニア州の州都サクラメントを訪れ、ニューサム知事と火災状況についての報告を受けました。

また同日、トランプ大統領は、カリフォルニア州森林保護防火局の拠点であるマクレラン公園の火災で、命がけで救助を行った7人の州兵を表彰しました。

カリフォルニア州の山火事は、ワシントン州やオレゴン州にも広がり、歴史的な規模となっています。現在、オレゴン州ポートランドの火災面積は100万エーカーを超え、依然として猛威をふるっており、州の人口の10%に当たる約50万人が避難を必要としています。火災は、州の大気の質に深刻な影響を与えています。

現在、カリフォルニア州で24人、オレゴン州で10人、ワシントン州で1人の計35人が火災で死亡が確認されています。

カリフォルニア州のニューサム知事、オレゴン州のブラウン知事、ワシントン州のインスレー知事はいずれも、気候変動が歴史的な火災を引き起こしていると考えています。

トランプ大統領は、改めて森林管理の充実を訴えました。

トランプ大統領
「これは我々が目にした最大規模の火災だ。森林管理の面でもっと多くのことをするべきだ。明らかに、カリフォルニア州の森林管理は非常に重要なことだ」

また、現在火災が発生している3州では放火の疑いで4人が逮捕されました。