共和党大会「社会主義の危害と伝統理念を守ること」

共和党全国大会は8月24日、トランプ大統領とペンス副大統領をそれぞれ大統領候補、副大統領候補として正式に指名しました。トランプ大統領は、今回の選挙は勝たなければならない最も重要な選挙であり、米国が社会主義国家になることはないと繰り返し述べました。また、大会で演説を行った政府関係者や来賓も社会主義の危険性を指摘しました。

24日の共和党大会初日、トランプ大統領は録画ビデオを通して登場し、ホワイトハウスで看護師や警察官など疫病の最前線で働く人々と会談し、その仕事ぶりを称賛しました。

トランプ大統領
「彼らは私の友人で、新型コロナ対策で我々を助けた素晴らしい労働者だ」

トランプ大統領はまた、トルコ、シリア、イラン、ベネズエラから救出されたアメリカ人の人質とも面会しました。

ヘイリー元国連大使は24日の演説で、バイデン氏は社会主義を追求しているが、米国経済に災いをもたらすだろうと非難しました。

ヘイリー元米国国連大使
「彼らは米国に対するビジョンは社会主義だ。だが我々は知っているように、社会主義は世界中で失敗している。ジョー・バイデンは社会主義の左派で、我々の経済に災難をもたらすだろう」

アメリカに亡命したキューバ系移民も民主党の社会主義公約を信用してはいけないと警告を発しました。

キューバ系アメリカ人 マヒモ・アルバレス氏
「富の均等分配、無料の教育、無料の医療、警察経費の削減、これらは虚偽の約束だ」

トランプ大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏は、バイデン氏が中共に甘すぎるため、中共はバイデン氏を支持していると指摘しました。

ドナルド・トランプ・ジュニア氏
「『北京・バイデン』は中国にこれほど弱い。情報機関の最近の評価によると、中共はバイデンを支持している。バイデンが当選すれば、経済と世界舞台において我々を弱体化させることを知っているからだ」

トランプ・ジュニア氏はまた、バイデン氏は左翼的な政策を推進して米国の経済回復を妨げると指摘し、バイデン氏と民主党は社会主義的暴動を支持し、伝統的なアメリカの理念から逸脱していると非難しました。

ドナルド・トランプ・ジュニア氏
「今回の選挙は、教会、仕事、学校対暴動、強奪と破壊の対決である。バイデンと民主党はこれらを平和的な抗議だと言っている」

また、6月の「ブラック・ライブズ・マター」の暴動の際、銃器で自宅を守ったミズーリ州セントルイスの弁護士夫婦も発言しました。

弁護士夫婦は、民主党が政権をとると、アメリカは安全ではなくなると述べました。

ミズーリ州セントルイス市弁護士 パトリシア・マックロスキー氏
「どこに住んでいても、急進的な民主党の下の米国では、あなたの家族が安全ではないことは間違いない」

有権者に対し、米国の人権を守るために戦っているトランプ大統領に投票するよう呼びかけました。

ミズーリ州セントルイス市弁護士 マーク・マックロスキー氏
「トランプ大統領は神が全ての米国人に与えた権利をもって、家と家族を守る」

25日夜のテーマは「機会の地」。大会には、ファーストレディのメラニア夫人、ポンペオ国務長官、ランド・ポール上院議員、トランプ大統領の次男、エリック氏、次女ティファニー氏が登壇しました。

 
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