「郵便投票は不正確で詐欺的」トランプ大統領が延期を提案した真の狙い

トランプ大統領は7月30日、郵送による投票が不正確で不正に繋がる可能性があるとして、今年の米大統領選挙の延期を提案するツイートを投稿しました。

トランプ大統領は30日午前、ツイッターで、郵便投票は「史上最も不正確で詐欺的な選挙になる」と改めて指摘し、今年の選挙は、「適切、確実、安全に投票できるようになるまで延期か?」と書き込みました。

トランプ大統領はこの前日、ニューヨーク州の郵便投票を「災難だ」と批判し、地方メディアの動画をリツイートしていました。 フィラデルフィア地域では、100人分の模擬投票用紙を2回に分けて発送しましたが、後に郵送に問題があることが判明しました。

フィラデルフィア地方ニュース
「我々はさらなる問題を発見した。発送した投票用紙の21%が4日過ぎても届いていない。1週間前に発送した分は一部が紛失している」

大統領選の期日は連邦法で定められおり、大統領には延期の決定権はなく、選挙日の変更には議会の承認が必要になっています。専門家は、トランプ大統領の真の狙いは、選挙を延期することではなく、郵送による投票の問題に注目を集めるためであると考えています。

米国民主研究所主任 パトリック・バシャム氏
「予備選挙で目にしたように、郵便投票には、間違った投票、不正確な開票、および郵送の遅延など、大きな問題が存在する。トランプ大統領が延期を提案したのは、郵便投票に存在する真の問題に人々の注目を集めるためだと思う」

今年の米国各州の小選挙区では、疫病流行の影響で大量の郵便投票が行われています。民主党はこれを強く支持していますが、共和党はほとんどが反対しています。

米国民主研究所主任 パトリック・バシャム氏
「民主党は、投票をもっとしやすくすれば、もっと多くの人が投票に行き、民主党の得票ももっと多くなると考えている。しかし今回の状況は違うかもしれない。大統領選挙キャンペーンを見ると、共和党の方が民主党よりずっとよく組織されている」

 
 
 
 
 

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