安徽省で続く洪水災害 被災者は「自力で何とかするしかない」

洪水災害が続く中国南部で、当局は大都市を守るために、一部を地域を犠牲にしています。安徽省は洪水防止用貯水地域となり、多くの民家や農地が水没しました。しかし、事前通告がなかっただけでなく、政府による救助もなく、被災地の人々は自力で乗り切っています。

「中国の羽毛の都」と称えられた安徽省六安市固鎮鎮(こちん-ちん)は、上流のダムから予告なしで放水が行われたことで、19日夜に洪水が押し寄せて鎮全域が断水と停電に見舞われ、1万人以上が自宅から出られず、多くの人が食料を食べつくしてしまいました。

大紀元は、22日午後からほとんどの住民が避難を余儀なくされ、鎮全域で断水と停電が発生し、インターネットにも接続できなくなったと報じています。

六安市霍山県(かくざん-けん)の村民、朱さんは、4日前に非常に大きな洪水災害が発生し、大きな被害が出たが、人々は自力で何とかするか、親族を頼るしかないと語っています。

安徽省六安市霍山県の村民、朱さん
「ダムから流れてきて、通知はなかった。山が動いて地滑りが起きた。家の中に水が流れ込んで農地も水に浸かった。古い家は倒壊したのもあった。私の住んでいるところでも何軒か倒壊した。4日の間電気もなく、訴えてもどうにもならない。誰が助けてくれるのか。誰がかまってくれるのか!災害援助で鎮政府、村の幹部が儲かるだけだ。庶民の手に渡るわけがない」

六安市民の常さんは、「下流の大都市を守るため、安徽省が犠牲になった。洪水防止用貯水地域とされてしまい、地形的に低い場所は今も水に浸かっている」と語っています。

安徽省六安市民の常さん
「安徽省はいたるところ冠水した。雨水も川の水も多すぎる。被災者は、安徽省のダムが水門を開いて放水したと言っていた。農村地域の水は特に多く、一部の家屋が倒壊した。この2日は降っておらず水が引いたところもあるが、引いていないところもある」

連続的な洪水が安徽省を襲う中、安徽省で23日午前に洪水が猛威を振るった様子が撮影されました。22日には合肥市のある居住区の一階が洪水で水没しました。同日、合肥市廬江県(ろこう-けん)で土手が決壊し、洪水が農地に流れ込んで作業中のショベルカーが流されました。堤防で作業していたもう一台も危うい状況です。

安徽省合肥市廬江県のホテルの従業員
「白湖、同大(鎮)などの地域、湖や川の近くの災害は非常に深刻だ。高速道路しか通ることができない。その下は開いているが、通らせてもらえない。私たちの廬江県城には一滴の水もない」

あるネットユーザーは、7月21日夜に安徽省含山県(がんざん-けん)運漕鎮(うんそうちん)の全域で避難が始まり、71歳の高齢者が一台の三輪車に93歳の母親を乗せて避難している様子に胸が締め付けられるようだったと投稿しています。同日、別のネットユーザーも、安徽省のある被災者が自分で張ったテントの中で仮住まいをしている様子を見て、非常につらくなったと投稿しています。

 
 

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