国安法施行後 香港の中共ウイルス感染者急増

香港では7月1日国家安全法が施行されてから、中共ウイルスの感染者が急増しています。先週1週間で160人以上の感染が確認され、複数のクラスター感染が発生しています。13日には新たに52人の感染が確認され、4月1日以来最大の増加数となりました。さらに、ウイルスの潜伏期間中に献血した患者が初めて確認されました。 香港衛生防護センター主任は、香港の疫病流行は深刻であると述べました。

香港衛生防護センター感染病科主任 張竹君氏
「今晩52件の感染例があり、番号は1471番から1522番まで。うち、11件は輸入型関連例で、22件は以前の感染例と関係のある事例で、20例は感染経路不明であり、流行の状況は非常に厳しい」

香港衛生防護センターが集団感染を起こしたレストラン5店舗を指名しました。また、クイーン・エリザベス病院とプリンス・オブ・ウェールズ病院でも感染例が確認されています。葵涌(クワイチョン)病院では、職員の家族の感染が確認され、明愛(カリタス)病院では、内科病棟に感染確定診断を受けた患者が訪れていました。

香港衛生防護センター感染病科主任 張竹君氏
「この数字を見ると、感染経路不明な事例が毎日増え続けている。これらは感染源を特定できない事例で、居住区にも感染源を特定できない事例や無症状の事例が多くあるあずだ」

また、感染の確定診断を受ける1週間前に献血に行っていた患者がおり、当局によると、少なくとも1人が輸血を受けたことを確認したといいます。

 
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