米国亡命の武漢ウイルス研究者 フォックスニュースで証言

7月10日、米国に亡命した香港大学の武漢肺炎ウイルス研究者、閻麗夢(えんれいむ)氏がFOXニュースの取材を受け、衝撃の事実を暴露しました。我々は、閻麗夢氏と何度か面談をしたことのある元米陸軍研究所ウイルス学研究員、林暁旭(りん・ぎょうきょく)氏にお話を伺いました。

「私は閻麗夢博士です。スカーレットと呼んでください。私は香港大学公衆衛生学院からきました」

中国本土出身の閻麗夢氏は香港大学公衆衛生学院で、武漢肺炎ウイルスの研究を行う世界有数の研究室に勤務していました。

2019年12月31日、閻麗夢氏はWHOのコンサルタントでもある上司のレオ・プーン(Leo Poon)氏から、中国本土に出現したSARSウイルスに似た不明ウイルスに関する極秘研究を命じられました。同日、中共疾病予防コントロールセンターに勤めている友人が、ある家族がこのウイルスに感染しており、ヒト-ヒト感染がすでに発生していると閻麗夢氏に伝えました。

1月16日、閻麗夢氏が上司のレオ・プーン氏に研究結果を報告したところ、「中共政府のレッドラインを越えてはいけない、さもなくば私たちは消されてしまう」と警告されました。研究室のもう一人の上司であるマリク・ピーリス(Malik Peiris)教授もまた、WHOのコンサルタントであり、ウイルスがヒトからヒトへ感染するという調査結果について知っていたといいます。

しかし、WHOは2020年1月9日と1月14日に、それぞれ「ヒトからヒトへの感染の証拠はない」と発表しました。

元米陸軍研究所ウイルス学研究員 林暁旭博士(Sean Lin)
「彼らはWHOの実験室の専門家として、WHOに中国で起きていることを報告できるルートが必ずある。だからWHOがこの状況を隠蔽したのは間違いない」

中共は1月20日になってようやくヒト-ヒト感染を伴う原因不明のウイルスの存在を発表し、23日には武漢の全面封鎖を発表しました。

閻麗夢氏は4月28日、ロサンゼルス空港に到着しました。閻氏によると、香港を離れて数時間後、中共の国家安全部がすでに青島の実家を探し出し、家族を脅迫したといいます。その後、彼女はネット上で汚名を着せられ、攻撃の標的にされました。

林暁旭氏は米国の外交政策組織「現在の危険に関する委員会(Committee on the Present Danger)」のメンバーとして、閻麗夢氏と何度か対話を行ったことがあります。

元米陸軍研究所ウイルス学研究員 林暁旭博士(Sean Lin)
「彼女と接触後、彼女はコロナウイルスの研究において経験が非常に豊富な研究員であることが確認できた」

閻麗夢氏は、自身が立ち上がって真実を語るのは、このことは全人類の生死に関わる問題であるからであり、政治とは何の関係もないと何度も述べています。また、このウイルスは非常に危険であり、もうすぐ10人中1人が感染する事態にまで発展する可能性があり、人類はまだこのウイルスについて完全には理解していないため、ワクチンも期待しないほうがいいと述べました。

元米陸軍研究所ウイルス学研究員 林暁旭博士
「米国の人々はこのような報道を通して、中共が流行を隠蔽したため世界にもたらした危害についてはっきり認識できる。今後民間からの責任追及の声がもっと強くなるだろう」

 
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