安徽省でダム300基が放水 下流の村が水没

中国南部では連日大雨が続き、洪水が氾濫しています。6月23日、安徽省でも連日の降雨で、300基のダムが放水を行い、下流の複数の村が深刻な被害を受けています。また、長江上流の三峡ダムや葛洲ダムが全力で放水しており、長江の水位は2メートルも上昇しています。

中共の官制メディアは、安徽省大別山(だいべつざん)地域で連日の豪雨により、河川とダムの水位が上昇を続け、23日午後4時までに、安徽省全体で300基のダムが規定に基づいて放水を行ったと伝えました。

連日の大雨とダムの放水によって、6月22日午後から、安徽省六安市(ろくあん-し)西河口鄉(せいがこう ごう)の複数の村が洪水に見舞われました。うち5つの村は深刻な被害に遭っています。

被害が最も深刻な河口村(かこうそん)の村民は、東淠河(ひがし へいが)の堤防が決壊したため、村が水没し、全ての物が水に浸かり、また多くは流されたと述べています。被害は甚大で、停水停電が続いているといいます。

六安市西河口鄉河口村村民汪さん
「状況は深刻だ。雨は何日も降り続き、上流で放水したため、下流の水位が上がった。私たちの郷は3本の川に取り囲まれているが、堤防が決壊し、家屋の2階まで浸水した。家屋10軒が倒壊し、飼育していた豚や鶏は全部流された。大量に水に何日も浸かり、農作物は全部ダメになった」

6月24日にネットに投稿された映像には、6000頭の豚を飼育している養豚場が水没し、オーナーが涙を流している場面が映し出されています。

六安市西河口鄉 胡さん
「洪水の被害が深刻だ。場所は郷政府の近くで、窪んでいる。ダムが放水したため、河の堤防が決壊し、洪水が発生した。ダムは警戒水位を超えている。あのダムに問題がある」

最近、中国南部の多くの地域が洪水に見舞われていますが、三峡ダムが事前通告なしに放水を行っていることが分かり、下流地域が危険に晒されています。6月25日、Twitterには武漢の長江の状況を撮影した動画が投稿されました。この動画では、「23日の時点で長江の水位はすでに非常に高くなっていた。上流の三峡ダム、葛洲(かっしゅう)ダムが現在全力で放水を行っていると聞いた。長江の増水期は7〜8月で、まだ時期が来ていないのに、24日の水位は少なくとも2メートル上昇した」と述べています。

 
 
 

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