米国の大学に浸透 70大学が中共からの資金援助を未申告

米国のニュースサイト「ワシントン・フリー・ビーコン」が6月15日に発表した調査記事によると、米国の70以上の大学が、中共から資金援助を受けていることを教育省に報告していません。記事ではまた、中共が米国の「孔子学院」に2億ドル近くを投資していることにも言及しています。米国の下院議員や教育監督者は、米国の大学への中共の浸透に懸念を示しています。

ワシントン・フリー・ビーコンは、外国からの資金援助を報告していない75の米国の高等教育機関に問い合わせたところ、回答があったのはわずか22校でした。

米国教育省は、資格のある米国の大学に対して、海外から25万ドルを超える資金提供を受けている場合、報告するよう求めています。しかし、多数の機関が、25万ドル以下しか資金援助を受けていないとして報告していませんでした。

記事ではまた、中共の孔子学院とつながっている米国の大学や学術機関のうち、北京からの寄付の受け入れを報告しているのはわずか3割にすぎないことも明らかにしています。

米上院国土安全保障・行政委員会は昨年、中共が米国の孔子学院に2億ドル近くを支出したとする報告書を発表しました。

ワシントン・フリー・ビーコンの報道によると、ミシガン大学、メリーランド大学、エモリー大学は2014年から2020年の間に合計で3040万ドルを受け取ったといいます。

孔子学院は、中共教育部が出資し、その下部組織であるHanbanが運営する言語機関で、言語文化交流の名の下に、中共のイデオロギーを世界各地に輸出しており、欧米諸国からは「文化外交」と呼ばれています。

中共官制メディアは2007年4月24日、中共政治局常務委員の李長春が北京のHanban本部を視察した際、「孔子学院」は「中国の大きなプロパガンダの重要な部分だ」と述べたと報じています。

孔子学院の規則では、教師は法輪功、チベット、ウイグルの人権に関する話題を紹介してはならず、採用の際には政治的な忠誠心を考慮するとしています。

ヒューマン・ライツ・ウォッチはこのほど、過去6年間に中共が米国に数百の「孔子学院」を設置したことについて、多くの大学教授が「孔子学院」は学問の自由を侵害するものだと指摘していると示しました。

今年5月、民主党と共和党の両党に所属する学生団体のリーダーたちは、公開書簡に署名し、米国内のすべての孔子学院の閉鎖と中共の浸透に抵抗するよう呼びかけました。

 
 

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