「中共は人類の敵」東京で天安門事件31周年街頭抗議

1989年の天安門事件から今年で31周年を迎えました。6月4日、日本の複数の団体は、中共が世界にもたらした災厄と、日本の中共に対する姿勢と立場を振り返りました。日本社会に対し、中共の暴虐性を認識したうえで、世界各国とともに、中共の暴挙をやめさせるために行動を起こすよう呼びかけました。

天安門事件から31周年を迎えるにあたり、6月4日、東京では複数の団体が街頭で抗議活動を行い、中国共産党が行っている数々の残虐行為に注目するよう呼びかけると同時に、中共の悪行の継続を具体的な行動で阻止しなければならないと訴えました。

民主中国陣線副主席の王戴(おう・たい)さんは、まず「六四天安門事件」を振り返り、この虐殺の真相が中国本土ではいまだに隠蔽されていると指摘しました。

中国における臓器移植を考える会(SMGネットワーク)の野村旗守(はたる)事務局長は、中共は10年以上前から法輪功学習者やウイグル人から臓器摘出を行っており、国際社会は協力してこの人類に対する犯罪を止めなければならないと述べました。

SMGネットワーク事務局長 野村旗守氏
「6・4の天安門31周年メモリアルデーに合わせて、中国の人権侵害にも世界的な関心が高まっているこの時期ですから、この時期に合わせて、中国の残虐性、暴虐性、それから非人道性を訴えていきたいということで、中国から迫害を受けている諸団体が、日本にいる諸団体がみんなで集まって、この天安門の日に、みんなで反中国の声を、反中共の声を上げていこうというそういう試みだ」

アジア自由民主連帯協議会事務局長で、評論家の三浦小太郎氏は、中共による悪事に対して、日本社会が行動を起こすよう呼びかけました。

アジア自由民主連帯協議会事務局長 評論家 三浦小太郎氏
「中国と仲良くしたいのだったら、今の習近平と仲良くすることは、はっきり言えば、中国人を殺している人と仲良くするのと同じなのだから、これは何の日中友好にもならない」

日本沖縄政策研究フォーラム理事長 仲村覚氏
「このまま放っておけば、真っ先に日本でも沖縄の方から中国の属国になって、天安門事件みたいなことが沖縄でも起きるような事態になる可能性がかなり高いと思っているので、天安門事件は国際的に忘れさせてはいけない」

集会では、台湾、香港、南モンゴルの人権団体の代表も発言し、中共の解体を訴えました。

 
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