米国暴動に中国人が関与 民主活動家「中共が糸を引いている」

最近、米国では各地で暴力的抗議による混乱が続いていますが、人々はネット上に投稿された動画に多くの中国人が映っていることに気付きました。ロサンゼルスの中国人民主活動家は、中共の大使館や領事館が背後で中国人を操っている可能性があると指摘しています。

最近、米国の暴動に中国人が関与している動画がネット上に多く出回っています。例えばこちらの動画では、ロサンゼルスのサンタモニカで中国人の若者3〜4人が逮捕されています。 また、ワシントンD.C.の暴動現場で、中国語が飛び交っている動画もネット上で広く拡散されています。

これらの中国人はなぜ今回の暴動に参加しているのでしょうか。多くの疑問が残ります。

在米民主活動家 陳維明氏
「華人は西側社会では比較的大人しい民族だが、どうして(暴動に)関与する人がいるのか?北京語を話す人たちは大陸から来たのか?これらの人々は、私に言わせると、100%まで言わなくても、99%は共産党の指示を受けてやっている」

民主活動家の陳維明(ちん・いめい)氏は、米国で暴動が発生して以来、中共は国際的な非難から逃れるために、民主的で自由な米国を混乱に陥れる機会を待っていると考えています。

在米民主活動家 陳維明氏
「彼ら(中共)の警察は人を殴る。つまり暴力で鎮圧する。だからこの暴力を通して米国政府の反発を招こうとしている。そうすると、米国の警察も人を殴っていると非難できるからだ」

また、中共は大使館と領事館を介して留学生を利用して西側の自由世界秩序を破壊しているとの指摘もあります。このようなことはこれまでに何度もあり、米国当局は徹底的な調査を行う必要があると述べます。

民主活動家 鄭存柱氏
「以前、ダライラマが訪米したとき、抗議やデモを行うよう、中国領事館がいわゆる華僑や同郷会、留学生をそそのかした。今回の暴動において、華人の団体や個人を組織したり、扇動したりすることはしていないか?米国の関連部門はこれらについてわかっているはずだ。もしそうであれば、まもなく真相が明らかになるだろう」

さらにに数日前には、WeChatのグループチャットのスクリーンショットがネット上に晒されました。チャットでは、5月31日のワシントンの暴動現場で中国語を叫んだ人を非難しています。さらに、チャットには「張武官も現場に行った。組織紀律性が全くない」とあります。駐米中国大使館の公式サイトを訪れてみると、武官処の責任者は「張力少将」となっています。チャットの「張武官」と同一人物なのかどうかは定かではありませんが、苗字は同じ「張」になっています。

FBIは現在、暴動を起こし、混乱を引き起こしている人々の動画や写真を提供するよう呼びかけており、暴動を起こした張本人に責任を問うと述べています。

 
関連記事