「国家安全法に反対!」街頭に戻った香港市民

北京で開催中の全人代で、香港での国家安全法導入が提案されました。これを受け、香港の市民がネット上でデモ抗議を呼びかけました。24日、香港中心部に大勢の市民が集結し、デモを行いました。しかし、まもなくして激しい衝突が発生し、警察は催涙弾を放ち、放水車を出動させました。

ネット上の呼びかけに呼応し、大勢の市民が香港中心部の銅鑼湾(コーズウェイベイ))や湾仔(ワンチャイ)一帯に集まり、「香港版国家安全法」に反対するデモを行いました。

しかし、デモ開始から間も無くして、警察と市民の間で激しい衝突が発生し、警察は市民に向かって催涙弾を発射しました。さらには抗議市民を退散させるために、当局は装甲車や放水車も出動させました。午後4時半の時点で少なくとも120人が逮捕されました。

香港市民
「光復香港 時代革命」

昨年の反送中デモから数か月後、香港の市民は逮捕の危険も顧みず、再度街頭に繰り出し、「天滅中共」のスローガンを掲げて、言論の自由を奪う「香港版国家安全法」への反対を行動で示しました。

香港市民
「(香港版国家安全法は)基本法第23条と変わらないと考えている。(中共は)我々の自由を制限している。一国二制度とは香港人が香港を統治することだ」

香港眾志秘書長 黃之鋒氏
「国家安全法は明らかに香港の一国二制度を一国一制度に変えるもので、全面的な清算であり、萎縮効果を作り出そうをしている。政府が一国二制度の死刑を宣告し、一国一制度を香港で実施する場合、香港人は必ず反撃する。今日のデモがそれを証明している」

中国共産党当局は全人代で新しい国家安全法の導入を提案し、28日の閉会前に採決が行われます。法案が成立した場合、香港では反逆、分離独立、扇動、反政府行為などが禁止され、香港の自治は危うくなります。

このことを受け、世界各国の政治家200人が共同書簡を発表し、この法案を批判しています。香港の政党「香港眾志」の黃之鋒(ジョシュア・ウォン)秘書長は、「香港人は孤独ではない。必ず最後まで堅持し、世界に香港人の声が届くようにする」と述べています。

 
 
 

台湾駐米代表がTwitterの肩書きを「大使」に変更

台湾駐米代表がTwitterの肩書きを「大使」に変更
1979年の国交断絶後、最高位の高官 ...
続きを読む >