「中国の本当の状況は誰も分からない」トランプ氏と習近平氏電話会談

トランプ大統領は3月26日、感染情報に関するホワイトハウスでの記者会見で、中共のデータに疑問を呈し、中国で確認された患者数はすべて中共当局からの情報であり、誰も本当の状況を知らないと述べました。また、アジア系アメリカ人への支持を重ねて表明しました。同日夜、トランプ大統領は習近平主席と伝染病に関する電話会談を行いました。

トランプ大統領は26日の記者会見で、G20の各国首脳と電話会談を行い、中共ウイルスの流行の対応について話し合ったと述べました。

トランプ大統領
「様々な考えがあり、いい考えがたくさんある。我々は今、お互いに協力し合っている」

トランプ大統領は、中国よりも米国の方が確認された感染者数が多いことについて、中共の数字は中共自らが出したもので、誰も本当の数字を知らないと指摘しました。

トランプ大統領
「まず、本当の中国の数字を知らない。すべて中国の発表した数字だ」

トランプ大統領
「中国が検査をしたのかどうかわからない。少し難しいと思う」

トランプ大統領は、夜に習近平国家主席と伝染病について電話会談を行うと述べました。

トランプ大統領
「今夜、習主席と電話会談を行うが、良い会談になると思っている」

トランプ大統領はまた、アジア系アメリカ人への支持を改めて表明しました。

トランプ大統領
「アジア系米国人を守ることは、私にとってとても重要なことだ」

記者会見では、習近平氏と電話会談後、中国ウイルスという言葉を使わないよう言われたかどうかについて質問されました。

トランプ大統領
「中国ウイルスと言ったのは、ウイルスは中国から来たのだから」

27日、トランプ大統領は自身のツイッターにも、習近平氏との電話会談について投稿しました。

ツイートには「先ほど、習近平国家主席との非常に良い対話を終えたところだ。我々の星の多くの地域で猛威を振るっている新型コロナウイルスについて話し合った。中国は多くのことを経験しており、ウイルスへの理解も深い。我々は今緊密に連携している」と書かれています。

近日、トランプ氏をはじめとするアメリカの官僚は、中共当局が感染情報を隠蔽し、ウイルスを拡散させ、世界中に災いをもたらしたと強く批判しました。

 
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