【ショートフィルム】ヨガが禁止された日

ヨガの練習から自宅に戻ったダイアナの携帯電話に「ニュース見た?」のメッセージが届きました。ダイアナはパソコンを開いて、流れたニュースキャスターの言葉に戸惑いました。

「複数の死亡及び自殺未遂事件が起き、政府はヨガを禁止する法律を作りました。ヨガの学習者は練習を直ちに中止するよう求められました。ヨガの活動に関わる者は、今夜24時までにヨガの器具を付近のパトロール隊に提出し、一番近い警察署に報告して、『再教育』の講習に登録してください」

すると、ドアをノックする音が…

「あなたはダイアナ・アダムスですか?」
「はい」
「警察だ」「最近、サニーサイド・レクリエーション・センターでヨガに参加しましたか?」
「・・・」

警察は次々と質問を投げかけます。「それはヨガ用マットですか?」「それはピラティス用です」「それはヨガパンツですか?」「これはピラティスのパンツです」「それは何ですか?」「…」「彼女を連れて行け」

夜のニュースで「今夜警察が行った逮捕とは市民に気付かせるためです。あなたの安全のために、ご家族または知り合いがヨガに関わっていれば、躊躇わずに直ちに報告してください」「警察はすでに5000人以上のヨガを放棄しない学習者を逮捕しました。さらに、ヨガマット、教材ビデオ、アロマローソク等も没収しました」「カルト教団員を逮捕するのは疲れる仕事ですが、多くの人が残業をして仕事を成し遂げるという事実は、政府がどれだけ国民を気にかけているかを示している」

警察はダイアナに「お前はヨガの練習を放棄することに同意するか?」「まあ、諦めるように説得できるかもしれない」と、スタンガンを取り出しました。

これは馬鹿げた話だと思いますか?
とても信じられない?
もう一度考えてみてください

実は、これに似たことが今現在中国で起きているのです。1999年から、中国共産党政権は法輪功修煉者をひどく迫害し続けています。法輪功は法輪大法とも呼ばれ、ヨガに似た動作を行う精神鍛錬法です。中国共産党は法輪功に邪教のレッテルを貼り、全てのテレビチャンネルを利用してプロパガンダを流しました。法輪功修煉者は逮捕され、殴られ、電気ショックを受け、殺されています。さらには大量に臓器を収奪され、中国の病院は臓器売買で暴利を貪っています。

彼らは何の罪を犯したのでしょうか?彼らは真・善・忍の理念に則り、心身の向上を目指す修煉を行っているだけです。迫害が起きてから既に20年が経ちましたが、今なお続いています。法輪功への迫害は1999年7月20日に始まって現在に至ります。

詳しい情報はFalunInfo.netまたはFalunDafa.orgをご覧ください。
「ヨガが禁止された日」はボランティアによって製作された自主作品です。

 
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