ポンペオ長官 中共とイランの感染情報隠蔽を非難

武漢肺炎の世界的な流行は、中国大陸以外でもすでに数千人の命を奪っています。3月17日、アメリカのポンペオ国務長官は、中共の感染情報の隠蔽、対応の不手際と情報の不透明さによって、世界中の人々が被害を被っていると指摘しました。

3月17日、ポンペオ国務長官は再度、現在世界中で流行している伝染病を「武漢ウイルス」と呼び、中共の感染情報の隠蔽は、各国の対応を遅らせたと批判しました。

ポンペオ米国務長官
「武漢ウイルスを最初に知ったのは中共政府である。彼らは世界に知らせる責任がある。『我々に問題が生じた。これまでとは違い、感染が広がるリスクがある』と。しかし世界は長い時間が過ぎてから、中国国内にこのようなリスクがあるのを知った」

武漢肺炎が爆発的に拡散してから、中共は各国に実際の感染状況を伝えなかっただけでなく、データを偽造して報告しました。今日に至っても、中国大陸の実際の感染者数と死亡者数は知る由もなく、各国のリスク評価と予防措置に大きな困難を来たしています。

ポンペオ米国務長官
「全ての国には、タイムリーに正確に自国の全てのデータと情報をシェアする責任がある。これは正しいことであり、自国民の命を救うことでもある。中共にはこうする責任があり、苦痛に耐えている米国人、イタリア人、韓国人、イラン人のためだけでなく、彼らの自国民のためでもある

ポンペオ国務長官は、同様に感染状況を隠蔽しているイラン政府を批判し、イラン当局は自国民を武漢肺炎で死亡させた共犯者であると非難しました。長官はまた、イランの人々が苦境を乗り切ることを助けるために、イランがアメリカからの人道支援を受け入れることを望むと述べました。

 
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