都市封鎖から1か月半 武漢市民「毎日が恐怖だ」

武漢では街が封鎖されてから1か月半が経ちました。収入がないのに物価は高く、他の省からの支援物資も一般市民の手元には届きません。多くの市民が生活困窮に陥り、毎日恐怖の中で過ごしています。

武漢では1月23日に街が封鎖されてから、46日が経ちました。湖北省政府は2月16日、「最も厳格な封鎖式管理」を24時間態勢で実施し、薬品や防護用品、生活必需品は共同購入と集中配達の方式を採用すると発表しました。

武漢市民の潘(はん)さんは、赤ちゃんの粉ミルクがすでにそこを突き、家の食料はあと2〜3日でなくなりそうなので、 毎日恐怖の中で過ごしていると話します。

「正門が閉められている。もうおしまいだ」

武漢市民 潘さん
「(生活必需品は)買えない。(家の食料は)多くない。持って2〜3日だろう。子どもの粉ミルクがなくなり、野菜もなくなった。毎日恐怖の中で過ごしている。外出もできないし、収入もない。米がなくなったら家族を連れて物乞いをするつもりだ。外に出れないのなら、入り口に立つ」

武漢市民の高さんは、居住区では共同購入はできるものの、値段が高く、他の省からの支援物資は武漢市民の手元には届かないと話します。

武漢市民 高さん
「国を挙げて武漢に物資を援助していると言うが、私たちは高値で物を買っている。無料の物資なんてない。収入もない。野菜の値段は3〜4倍上っている。野菜が買えるのは権勢のある人たちだ。コネも権勢もない人は高値の野菜を買うしかない。この40数日間、誰一人私の家に来ていない。隔離されているこの家に誰も物資を届けていない」

職場で隔離されている武漢市民の朱さんは給料が出ているのでまだマシなほうです。それでも物価が高いとこぼします。

武漢市民 朱さん
「私は職場で隔離されている。同僚が買ってきてくれるが、とても高い。職場で寝泊まりしている。給料は出たが、昨日もらった。昨日出勤した人は給料をもらった。低収入の人は絶対プレッシャーがある。ネット上の情報では、操業再開は3月10日以降になるそうだ」

ネット上の投稿によると、3月3日、武漢市漢陽区では、食料がなくなった年配者二人が、手をつないで自宅マンションから飛び降りました。

中共当局は最近、企業の操業再開を大々的に推し進め、各企業の電力消費量で再開したかどうかを確認しています。いっぽう、中国メディア「財新網」の報道によると、多くの企業は実際は操業を再開していません。地方政府は集団感染の責任を負うことを恐れ、企業に機械やエアコンを一日中稼働させるよう要求し、電気消費量を上げることで上層部の検査に対処しています。また、企業に上から検査の電話がかかってきたら、操業していると回答するよう要求しているといいます。

 
 
 

台湾駐米代表がTwitterの肩書きを「大使」に変更

台湾駐米代表がTwitterの肩書きを「大使」に変更
1979年の国交断絶後、最高位の高官 ...
続きを読む >