【動画ニュース】2019年版「黃雀行動」 香港の若者200人が脱出に成功

香港の反送中デモでは半年間で6000人以上が逮捕されました。数百人がすでに起訴され、最高で10年の実刑判決に直面しています。ニューヨークタイムズによると、台湾と香港では一部の個人や支援団体が秘密裏に、逮捕された若者の香港脱出を手助けしており、すでに200人以上が台湾に逃れています。台湾内政部移民署のデータによると、9月だけでも香港人882人が台湾で住民登録を申請しています。

ニューヨークタイムズの報道によると、一部の個人や支援団体が航空券の料金を負担し、台湾各地の空港でボランティアが香港から逃れた抗議者を迎えています。警察にパスポートを没収された抗議者は複数の牧師たちが密航のルートを手配しています。現在、すでに200人以上の香港人抗議者が成功裏に台湾入りしています。

30年前の天安門事件では、香港の支援団体が中国当局から指名手配された学生たちの海外脱出作戦に手を貸しました。この作戦はのちに「黃雀(こうじゃく)行動」と呼ばれ、多くの学生が香港を経由して海外に亡命しました。

香港では現在、200人以上のデモ参加者が「暴動罪」に問われ、10年の実刑判決に直面しています。報道によると、台湾の黃春生(こうしゅんせい)牧師はかつて何人もの中国人の逃亡を手助けしたことがあるが、これほど大規模の行動は初めてだと述べています。黄さんによると、香港警察による集団レイプ被害を受けて妊娠した女性抗議者のために、船を手配して台湾で中絶手術を受けさせました。また、香港理工大学の包囲事件のあとも、10人の学生が台湾に逃れました。

台北済南キリスト教長老教会 黃春生牧師
「我々は共通の民主と自由の価値観を持っている。これは人間性の奥底か発せられたのもので、香港と一緒にこの事に立ち向かっていく」

「黃雀行動」は1989年、天安門広場での虐殺後の6月下旬から始まり、香港が中国に返還される前まで続きました。当時香港市民からは2000万香港ドル(約2億8千万円)の支援金が寄せられ、1997年まで700人以上の天安門事件関係者が中国大陸からの脱出に成功し、海外に逃れました。

学生リーダーだったウアルカイシさんも「黃雀行動」によって海外に脱出した一人です。自身のFacebookに「黃雀行動および香港市民に救出された天安門事件逃亡者」と署名した声明文を投稿しました。声明文では、香港の人々から受けた大恩大徳は過去30年の間、一刻も忘れたことがないと示し、香港市民は30年前に黃雀行動で中国の学生を救出した命の恩人である。力に限りがあるが、この恩を返したい」と述べています。

 
 
 

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