【動画ニュース】「新疆文書」が再度流出「ジェノサイドが進行している」

中国当局が数年前から新疆ウイグル自治区に建設している収容所は、過激派と現地住民を再教育するためのものだという中国政府の主張を覆す新たな証拠が見つかりました。11月24日に国際調査報道ジャーナリスト連合が明らかにした最新文書では、中国当局がどのように「強制収容所」を運営しているのかが記されています。

ニューヨークタイムズが11月16日、中共が新疆ウイグル自治区のウイグル人に対する大規模な拘禁を行っていると報じた後、24日にはウイグル族拘禁に関する中共の内部文書が公開されました。

国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が24日に公開した新疆ウイグル自治区の大規模収容所に関する公文書には、2017年当時の新疆ウイグル自治区共産党委員会副書記で、新疆の最高治安官でもあった朱海侖(しゅ・かいりん)が通達した、合計9ページの電子文書が含まれていました。この文書は、収容所職員がどうやって脱走を防ぐか、収容所の存在をどうやって隠すか、どうやって教化を強制するか、収容者にいつトイレや風呂場を使用させるかといったことを指示していました。

これらの公文書は匿名でICIJに提供されたもので、記載内容の事実確認や専門家による検証、署名の筆跡鑑定などを行ったうえ、再教育センターの元職員と被拘禁者が確認し、内容が事実であることが確認されています。

ウイグル人の人権問題を長年注視しているカナダ在住の中国人作家、盛雪氏は、「数百万人を収容する強制収容所は短期間で作られたわけではなく、中共は長い年月をかけて新疆で恐怖を作り上げている。数年前から国際社会にこの問題を注視するよう呼びかけてきたが、人々は当初この話をあまり信じていなかった。だが不幸なことに現在、それらが事実であると実証されてしまった」と語っています。

カナダ在住の中国人作家、盛雪氏
「この過程で真実が次々と明らかになっていた。しかし世界はあまり信じていなかった。例えば18年前に法輪功学習者が生きたまま臓器を摘出されていることが明るみに出たときも、これが事実だと信じた人はわずかだった。しかし、大量の真実が人々の目の前で露呈した今、被害に遭った法輪功学習者はすでに百万人にも上ってしまった。このような動かぬ証拠が明らかになった現在、国際社会は何らかの行動に出なければならない」

盛雪氏は、人類社会における最大規模のジェノサイドが今、行われていると言います。

ICIJはさらに、ある一般文書には、あるウイグル人男性が同僚に、情欲を避け、祈りを捧げ、神に祈りを捧げない人との交流を避けるよう促したところ、中共から「過激思想を扇動した」とされて10年の実刑判決が下されたと記されているとも指摘しています。

米ウイグル人協会主催者のイルシャット氏
「私が最も震撼したのは、ウイグル人の人口が2015年からマイナスに転じ、人口全体が85%まで減ったことだ。人口がマイナス成長するということは、大虐殺の可能性があるということをだ。これらの人たちはどこに行ったのか、どこにいるのかという疑問が残るからだ」

文書には、2017年当時に新疆ウイグル自治区共産党委員会副書記を務めていた朱海侖が、新疆の警察機関を大量にウイグル人居住区に差し向け、実弾を込めた銃を装備した警察が一回で数百人を拘束して審査に送ったことが記されています。現地に設置されている何万台もの監視カメラで構成される監視ネットワークはすべて、朱海侖によるものです。
新疆ウイグル族の拘束に関する400ページの中共内部機密文書がニューヨークタイムズによって暴露されると、新疆現地政府は「これはフェイクニュースであり、国内外の敵対勢力が結託してねつ造したものだ」と報道を厳しく非難しました。

カナダ在住の中国人作家、盛雪氏
「中共政権のいくつかの『切り札』の一つは『デマ』だ。彼らはデマを最後まで貫く。デマでごまかせなければ暴力的手段に出る。直接的な暴力で人を屈服させる。別の方法は人を抹殺することだ。彼らは事実や証拠、真実や正常な手段を通じて世界とつきあうという発想を持ったことがない」

米ウイグル人協会主催者のイルシャット氏は、中共は新疆について嘘をつき続けていると批判しています。

米ウイグル人協会主催者のイルシャット氏
「振り返ってみると、ウイグル人が2016年末に、ウイグル人が大規模に拘束されていると最初に声をあげたときに中共は否定を貫き、2017年初頭になって中共は『再教育センター』があると説明した。そして2017年末に国連が声を挙げると、ジュネーブでの総会で中共の代表は『あれは職業訓練センターだ』と説明した。そして今、文書はこれが強制収容所であることを示している。現在、中共政府もこの存在を否定せず、『これはトレーニングキャンプだ』と言っている」

英BBC放送は「再教育センターは、ウイグル人のアイデンティティーを変えようとしている」という世界ウイグル会議の顧問弁護士、ベン・エマーソン氏の言葉を引用しています。「これは独立した文化を持つムスリムを、地球上から抹殺するための徹底的な転向である」

 

 
 

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