【動画ニュース】中国民政部門が救援衣料を横流し ネットユーザー「政府を通すからだ」

中国のあるネットユーザーが11月9日、大連市の金三角市場で売られている古着は、すべて貧困地域へ寄付するために全国各地から集められた救援衣料で、これらの仕入れ先は政府の民政部門だと明かしました。ネットユーザーは、官僚が救援衣料で金儲けしたら、貧困家庭はどうやって冬を越せというのかと怒りをあらわにし、今まで政府を信じたことなどないとも語っています。

11月9日、中国のあるネットユーザー「皓月視界」さんが、大連金三角市場で撮影された動画を公開しました。河南省と四川省から来た業者が販売している古着はすべて、貧困地域へ寄付するために全国から提供された衣類だといいます。

動画の音声
「これらはすべて古着だ。私が彼らから聞いたところ、これらはすべて民政庁の倉庫から買い付けたのだという。見るがいい。これが私たちの国だ。政府高官は小金を稼ぐため、僻地の子供たちのためにと全国のみんなが寄付した古着をため込んでは売りさばく。これは氷山の一角だ」

あるネットユーザーは「どこまでやれば気が済むのか!各地の民政部門は各地から贈られた衣類を市場に放り込んで安く売りさばいている。責任者の高官よ、君たちが金儲けをしたら貧困家庭はどうしたらいいんだ。その家族や子供たちにどうやって冬を越せというのか」と怒りをあらわにしています。

中国のネットユーザー、李さん
「何をやるにしろ政府を通す必要はない。彼らを信じる必要はない。ある人が言うには、これらの衣類をできる限り貧しい人々のもとに届けるためには、政府を通す必要はない」

今年3月に中国メディアは、山東省の衣類リサイクル会社を取材した際に、被災地向けの救援衣料のうち質のよいものがアフリカ向けに輸出されていると報じています。程度の悪いものは一山20元で販売され、ジッパーやボタンは外されてトン単位で売られていました。ある作業員は記者に対し「暴利だよ、兄弟!」と明かしました。

中国のネットユーザー、馬さん
「こんなことをしている彼らを、あなたはまだ信じる?私は以前、体制側にいたが、彼らを信じたことは一度もない。彼らの内部にはこういう言葉がある。『あなたの生活に必要な一切合切を使い、あなたの人生をコントロールできればそれでいい』。もう話すのはやめよう。話したら私はまた中に入ってしまう」

中国のネットユーザーは、「中共政府の信用はとっくに失墜しており、例えば中国赤十字社は海外の赤十字とは違い、公的機関だ。2011年に(中国赤十字会本部長を名乗る郭美美が、けた外れに豪奢な生活をネットでひけらかしたことで、義援金を横領しているとの怒りを買った)郭美美(クオ・メイメイ)事件が起きたあと、彼らの信用が失墜し、寄付も大幅に減ってしまった」と語っています。