香港の交通警察 黒服の青年に実弾発砲 青年は重体に

香港東区西湾河で11日午前7時15分頃、警察が黒服でマスク姿の青年を銃撃した。青年2人は、警官に拘束されている別の青年を助けるため警官に接近していた。

香港科技大学の学生が駐車場で転落して不審死を遂げたことに抗議するため、香港でゼネストが呼びかけられている。11月11日の朝、一部の抗議者は西湾河の道路で障害物を設置した。道路を横断中の男性警官が突如、後方を歩行中の白服の男性に拳銃を向け、拘束した。2人の青年が男性を助けようと近寄ったところ、警官は約1メートルの至近距離から1人の青年の腹部に1発銃撃した。さらに、別の青年に向かって2発実弾を発射した。

発砲の様子を、現地メディア・丘品創作が撮影していた。銃撃を受けて路上に倒れた青年は、目を開けたが腹部から血が流れ出ており、意識はもうろうとしている様子。警官が無理やり青年を起こすなど、粗暴に扱っている様子が映っている。

救急車を呼んでと懇願する市民に対し、警官は暴力を振るい、さらに催涙スプレーを拭きかけ、女性は最終的に警察に拘束された。撃たれた青年が救急車に乗せされるまで実に15分近くかかっている。

病院に運ばれた青年は21歳。肝臓の右側と右の腎臓を破裂し、手術中に一度心拍が止まったが、なんとか一命を取り留めた模様。