【動画ニュース】G7サミット「中英共同声明の重要性」強調

フランスで開催された先進7か国首脳会議(G7サミット)では合意文書がまとめられ、1984年の中英共同声明の重要性を再認識し、暴力回避を呼びかけています。これに対し、中国外交部は強烈な不満を示しています。いっぽう、中華民国外交部は27日、G7の決定を尊重すると示し、トランプ大統領は習近平主席に香港問題を冷静に処理するよう呼びかけています。

G7サミットが3日間の日程を終え、26日、フランスのビアリッツで閉幕しました。サミットでは合意文章がまとめられ、香港の高度な自治を明記した中英共同声明の重要性を再認識し、暴力を回避するよう呼びかけ、双方に自制を要求しています。

マクロン仏大統領
「G7は1984年の香港に関する中英共同声明の重要性を再認識し、暴力を回避するよう呼びかける」

米国のトランプ大統領はサミット期間中、インドのモディ首相と会談した際、中国の習近平主席が香港問題を冷静に処理してほしいと述べました。

トランプ米大統領
「『冷静に』これは私がよく使う言葉ではないが、使いやすい言葉だ」
「このメッセージは香港に役立つと思う。香港が何かをするにあたってもしやすくなると考えている。習主席は香港のために何かをするだろう」

中国外交部はサミットの合意文書に対し、内政干渉であると強調し、強烈な不満と反対の意を示しました。一方、中華民国外交部はG7の決定を尊重すると示し、香港市民が民主と自由を求めることに対しても支持すると再度強調し、香港政府には市民の要求に応えるよう呼びかけています。

中華民国外交部 欧江安報道官
「G7の合意文書に対し理解を表明し、尊重する。北京と香港当局に呼びかけるが、情勢悪化の責任を存在もしない外部勢力の介入に押し付けないでほしい。人民との対話を拒絶しないでほしい。また歴史に残る誤った判断をしないでほしい」

国民党立法委員 許毓仁氏
「香港市民の要求に対し、北京は正式に応えるべきだ」

中国当局は、「中英共同声明」はすでに歴史文書となり、拘束力がないと主張しています。英国のボリス・ジョンソン首相はサミットで、G7首脳は香港の情勢を注視しており、香港の一国二制度を守るために尽力すると強調しました。

ボリス・ジョンソン英首相
「G7諸国は安定かつ繁栄している香港への支持をを望んでいる。引き続き一国二制度の維持を全力で約束することで一致した」

香港の民主派立法議員 郭家麒氏
「北京政府または中連弁(中央政府出先機関)は、香港への干渉をやめるべきだ。市民の5つの要求は特区政府の権限内で解決可能な問題であり、北京とは何の関係もない」

 
 
 

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