【動画ニュース】「天安門事件の手法を香港に輸出」趙紫陽氏元秘書が当局を非難

香港政府が6月12日、丸腰の抗議市民を武力鎮圧したことを受け、複数の人権団体が非難の声を上げています。趙紫陽氏の元秘書、鮑彤(ほう・とう)氏は、中国共産党は天安門事件で使った手法を香港に輸出していると批判しました。

国際人権NGOアムネスティー・インターナショナル東アジア地域事務所(香港)や香港民権観察などの人権団体は、少数の抗議者が行った暴力的行為を問題にし、平和的に抗議をしていた大部分の抗議者に対して過度な武力を行使するのは国際法に反すると非難しました。警官隊はまた近距離で群衆に向け催涙弾やゴム弾などを発射したが、これも武器使用に関する関連規定に反するもので、深刻な傷害をもたらす可能性があり、群衆を退散させる目的とは合わないと指摘しています。

天安門事件で失脚した中国共産党の元総書記、趙紫陽氏の政治秘書を務めた鮑彤氏は、当局は人間を人間として見なさない天安門事件の制度を、本土から香港に輸出していると批判しています。

趙紫陽氏の元秘書 鮑彤氏
「これは天安門事件時の制度を北京から香港に輸出しようとしている。つまり軍・警察が庶民に発砲してもいいという制度だ。本来なら一国二制度のはずなのに、現在は一国一銃制度だ」

ツイッターには、香港警察の制服を着用した人が抗議者を殴り倒したあとも、殴打を続けている動画が投稿されたました。投稿者は、公然と国際メディアの前で抵抗力のない抗議者に暴力を振るうのは、中国本土の武装警察にしか見られない行為であると書き込んでいます。

さらに、ある男性警官の肩についている個人識別番号を写した写真も話題になっています。記者が香港警察の個人識別番号システムで調べたところ、9459という番号は「宋艷伶」(そう・えんれい)という女性警官の番号でした。しかし、写真に写っているのは女性ではなく、れっきとした男性警官なのです。「この男性は一体誰なのか」と、投稿者は疑問を投げかけています。

鮑彤さんも、中国共産党の一国二制度はとっくに有名無実になっており、今回の鎮圧はもう一度世界に、中国共産党の本質を見極めるチャンスを与えたと述べています。
趙紫陽氏の元秘書 鮑彤氏
「中共は庶民の要求、希望、利益を気にかけたことは一度もない。もちろん今回の事件は大きな悲劇だが、中共はその本質を自ら世界に晒したことにもなっている。彼らがやったことをみんなが見ている」

9日、103万人もの香港市民が「逃亡犯条例」改正に反対し、街頭に繰り出して抗議を行いました。しかし、香港政府は市民の声を無視し、改正案の審議を予定通りに行うと発表しました。このことを受け、12日、立法会の前で再び大規模抗議活動が行われました。

香港の雑誌「開放」編集長 金鐘氏
「100万人の香港人の抗議から、民意から支持されていないことがわかる。当局は自ら立場を表明した。つまり、香港の民意に反する道を選んだのだ。この事件の背後にあるのは北京で、香港への統制をさらに強化し、一国一制度にしようとしている」

「逃亡犯条例」改正案に従うと、香港の裁判所は中国共産党の最高検察院が提供した容疑者引き渡しの証拠が事実であるかどうか、政治的動機はないのかなどについて調査を行う権利を有しません。

したがって、香港の司法の独立性が失われ、香港人が中国刑法の管轄下に置かれることが懸念されています。

香港の雑誌「開放」編集長 金鐘氏
「香港人の制度、生活様式、価値観は共産党統治下の状況とは全く異なるものである。条例改正は香港の基本的な人権に関わっており、香港人は決して屈しないだろう」

 
 
 
 

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