日米通商協議、24日に開催 茂木氏「双方の利益めざす」

[東京 21日 ロイター] – 茂木敏充経済再生担当相は21日の閣議後会見で、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表との日米通商協議(FFR)を、24日に米ニューヨークで行うと発表した。多国間の貿易枠組みを主張する日本と、2国間の自由貿易協定(FTA)を求める米国との隔たりを埋められるかが焦点となる。

茂木再生相は会見で「日米双方の利益となる良い結果を出し、その後の日米首脳会談につなげられるよう全力で取り組む」と意気込みを語った。

FTA交渉に発展する可能性については「ご懸念のような話が進むことは想定していない」と否定した。

一方、20日に投開票された自民党総裁選で、安倍晋三首相が総数の約7割を獲得したことに触れ、「安倍政権の政策運営が評価された結果だ」と述べた。

(梅川崇)

 
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