【動画ニュース】中国各地で退役軍人の集団陳情ラッシュ 

中国では生活苦を訴える退役軍人によるデモや抗議活動が、各地で頻発しています。8月22日に中国国務院が31の監督調査チームを各地に派遣したことを受け、退役軍人の陳情ラッシュが再び起きていますが、警察当局に阻止されています。

8月24日、四川省の退役軍人およそ千人が、監督調査チームの宿泊ホテルの前に集結。警官隊によって強制退散させられ、一部の人は暴行を受けました。

25日、河南省でも数十人が監督調査チームの宿泊先に集結したものの、警官隊によって退散させられました。

27日、南京、重慶、江西省などでも、退役軍人らが監督調査チームとの面会を求め、長時間の陳情を行いました。

一方、退役軍人らは自然災害救援活動にも参加しています。8月18、19日、山東省では豪雨が続き、3つのダムが同時に放水したため水害が発生。中でも野菜の一大産地として知られる寿光市(じゅこうし)が最も深刻な被害を受けました。28日、各地の退役軍人らが相次ぎ寿光市に赴きました。

中国では退役軍人による集団陳情が長年続いています。彼らは当局に、退役軍人の合法的な権益の付与、医療保険の適用、年金の給付などを求めているものの、いまだに解決されないままです。

今年4月、当局は退役軍人の問題を解決するために、北京に「退役軍人事務部」を新設。退役軍人らが登録に行ったところ、問題解決はおろか、返って抑圧を受けたとのことです。

 
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