中国と台湾を結ぶ海底トンネル 建設強行の可能性も

香港の主力英字紙「サウスチャイナ・ モーニング・ポスト」は6日、中国政府が、中国の福建省平安市と台湾の新竹市を結ぶ海底トンネルの建設計画を進めていると報じた。一方、台湾政府は大陸の政治的キャンペーンにすぎないとコメントした。

同紙によると、中国政府が「世界最長」と誇示する同海底トンネルの長さは135キロ、2030年竣工予定で、時速250キロの高速鉄道を敷設する。設計案は昨年完成したという。

報道を受けて、台湾行政院(内閣に相当)大陸委員会は、双方の間でいかなる議論も行われていないとしたうえで、現状の両岸関係では、交渉の環境が整っていないとし、「この種の中国政府のプロパガンダにいちいち反応しない」という方針を示した。

中国指導部が20163月に発表した「第13 5カ年計画」に、福建省福州市と台湾を結ぶ高速鉄道の建設計画が盛り込まれていた。

一方、中国が台湾と合意なしにトンネル建設を強行する可能性がある、という見方もある。