【伝統】金継ぎ、割れた器をよみがえらせる日本の伝統工芸技術

食器が割れたらどうしますか? 日本には金継ぎという伝統技術で器を修復する方法があります。修復した器は使用できるうえ、芸術品として鑑賞されてもいます。まさに一挙両得です。

金継ぎは金繕いとも呼ばれます。修復といっても割れた部分を隠すのではなく、逆に金粉や銀粉で割れを際立たせるのが特徴です。こうすることで、割れが美しい思い出となって残ります。これが一般的な修復方法とは違うところです。

金継ぎは15世紀ごろ、室町時代に始まりました。当時の将軍、足利義政が青磁茶碗を割ってしまい、中国に修理を依頼しましたがその出来栄えに満足できず、日本の職人に修理させたのが始まりです。職人はより美しい仕上がりを求めて試行錯誤し、この技術を誕生させました。

金継ぎは割れた器を金で接着したように見えますが、全ての修復作業には陶芸技術ではなく漆工芸技術が深くかかわっています。

最初に割れた部分を漆で接着します。破片をなくしたときはさらに欠けた部分を埋めます。それから金や銀などの金属粉を撒いて磨くとようやく完成です。

youtubeスクリーンショット

漆は漆の木の樹液を加工したものですが、触るとかぶれるため収集や加工は大変です。でも一旦接着して硬化すると触っても大丈夫。ポリマー技術の進歩により、現代の金継ぎは昔よりも固く耐久性のあるものになっています。

 
 

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