五輪=OARカーリング選手がメダル返還へ、ドーピング違反認める

[モスクワ 22日 ロイター] – 平昌冬季五輪のカーリング混合ダブルスに個人資格の「ロシアからの五輪選手(OAR)」として出場し、ドーピング検査で禁止薬物の陽性反応が出たアレクサンドル・クルシェルニツキーが、銅メダルを返還する意向であることが分かった。タス通信が22日報じた。

クルシェルニツキーはドーピング検査で、持久力向上の効果を持つ禁止薬物メルドニウムの陽性反応を検出。2つ目の検体も陽性反応を示した。

この問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)はクルシェルニツキーの聴聞を22日に行うと明らかにしていた。

タス通信はクルシェルニツキーが反ドーピング規則の違反を正式に認めたと報道。また、ロシア・カーリング連盟の広報担当者は同メディアに「いずれにしてもメダル剥奪になっていたはず。ドーピング陽性という事実を認めてメダルを返還する」とコメントした。

 
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