五輪=アイスダンスのバーチュー・モイヤー組、最後の五輪へ意欲

[江陵(韓国) 7日 ロイター] – フィギュアスケートのアイスダンス、2010年バンクーバー五輪で金メダルを獲得したテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)が五輪リンクで練習を行い、3回目の出場となる五輪で2つ目の金メダル獲得へ意欲を示した。

バーチュー、モイヤー組は初出場の五輪で金メダルを獲得という、アイスダンスでは史上初の快挙を達成。2014年ソチ五輪を銀メダルで終えた後いったん競技から退いたが、2016─17年シーズンに復帰。平昌大会が最後の五輪の舞台と決め、9日の開会式ではカナダの旗手を務める。

昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルではガブリエラ・パパダキス、ギヨーム・シゼロン組(フランス)に2.3ポイントの差で敗れ、2位となった。大会後は改善点をコーチ陣に相談し、ショートダンス(SD)とフリーの両方を大幅に変えて国内選手権に臨み、さらに五輪を前にてこ入れしたという。

モイヤーは7日、記者団に対し、「過去2年やってきたことはすべてこの五輪のため。五輪のリンクは本当に特別」と語った。

 
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